このレビューはネタバレを含みます
かなり硬派な時代劇。原作未読で歴史にも滅法弱いためか、誰が誰に何をしたのかを掴むことに忙しかった。もっと歴史を勉強しておけば、と月並みに思う。
映像はリアルな殺陣シーンや血生臭い襖や障子の描写などあり、随分と贅沢な作りで非常によかった。役者の演技力も素晴らしかったが、台詞回しがやや早いので、日本語字幕で補う必要があった。これも歴史の言葉を知らないからであって、もっと勉強しておけば・・（以下略）。
多摩の百姓からバラガキだった頃から、新撰組を作り、戦い続ける中で土方歳三が何を考え、何を欲していたのか、もう少し描いてほしかった気もする。そして最後の函館あたりは、どうしても駆け足で描かれてしまうのは、仕方がないのだろうか･･･。しかし、岡田准一はかっこよすぎる。
