カズザク17

嘘八百 京町ロワイヤルのカズザク17のレビュー・感想・評価

嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)
4.0
権威がある人(実力は?でも、世間がそうと認めた人を含む)が、「本物」「価値が高い」と認めると、そのようになってしまう不思議な世界が物語の舞台。なので、本当の「価値」「実力」と「評価」「値段」が比例しない、時には大きなGAPが生まれる世界。それが「モノ」の時もあれば、「ヒト」の時もある。人間、誰もが「権威」「立場」がある人の言葉に影響される…自分の考えが左右されてしまう。難しい事だけど、自分の「目」「耳」を信じて物事を判断出来る人間でありたいと思う。少し堅苦しい事を書いたけど、映画自体は超お気楽な娯楽映画。少しだけ「善」の心を持った嘘つきと、目先の「お金」に目が眩んだ小心者の嘘つきが対決するお話。最後の「つづく…かも」を期待する。