伏木

嘘八百 京町ロワイヤルの伏木のレビュー・感想・評価

嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)
5.0
前作を見て大変面白かったので期待して鑑賞。
個人的には、無印よりも2作目のこちらのほうが好みで面白い! 驚くほどに素晴らしい作品だ。

少々女に弱い男2人のバディと魅惑の悪女ヒロインという構図は鉄板にして様式美。賢く強かな女性に広末涼子は心底似合っていた。

前作に引き続き制作シーンはプロの技を感じる名シーン。とにかく見ていて気持ちが良くかっこいい。

相変わらずの職人集団の活躍も前回より大幅に増え、ドタバタ感もコメディ感もアップしていて期待を大きく上回っていた。
新キャラクターも全員魅力的で、悪役さえもどこか憎めないような人間たち。なんだか全員応援したくなってしまう。

なんだかんだ喧嘩しては元通りになる佐輔と康子も可愛らしい。前回と比べてメインキャラクターたちの心情や状況に変化があったのも心強かった。

「嘘八百」というシリーズタイトルなだけあり、最後までずっと騙されっぱなしの展開で終わる1秒前まで飽きがこない。
本当に最高のエンターテインメント作品だと思う。
伏木

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