このレビューはネタバレを含みます
その人だけが例外になって終わる。
ドブだの、普通じゃないだの、
男だの女だの、
LGBTQを取り巻く偏見の言葉が
生々しく映し出されていた。
成田凌の演技が繊細で圧巻。
印象的な頬杖と視線。
ワインを貰い、「来年も」
という言葉を貰ったときの、
心の底からの喜びと
泣きそうなくらいの幸せな笑み。
諦観ゆえの強気な態度と
それとは対称的な
離れていく予感や不安からの行動と
相手にされたときの弱さ。
苦しさと嬉しさの行ったり来たりが
本当に細かく細かく、
表現されていたと思う。
あとは、かわいい。
それと、
思っていたより画面が肌色多めで
驚いたは驚いた。