このレビューはネタバレを含みます
なんでこんな評価イマイチかわからないけど、愛が重すぎる人と目の前の刹那に溺れてしまう人が良くも悪くも変わっていく様子が秀逸に描かれてる
むしろこんながっつりした濡れ場なんかなくても成立するのにな…
成田凌は愛が返ってこない前提でこじらせているから、返ってきたらきたでキャパオーバーで疑心暗鬼になってダメになるの、惜しいけど分かるな
大倉くんはただのクズっていうよりか、世間一般を外れたくないという思いと目の前の人のどんな気持ちにも200%応えて受け入れてしまう異様さを兼ね備えたわかりづらいキャラだと思う
商業BL映画として成田凌と大倉くんじゃないと映画として成立しない側面はもちろんあって、個人的には別れてから初めて部下が泊まりに来た時のベッドにもたれてるシーンとかきれいすぎて息を飲んだし、成田凌の目の演技はどのシーン切り取っても感情がすごいのと大倉くんがベロベロになって当て馬から引き剥がすところのドヤ感がすごい違和感なく観れちゃうのすごい
成田凌と大倉くんを改めて見直す作品