このレビューはネタバレを含みます
まごうことなきR指定で、ここまで濡れ場を鑑賞する映画だとは思わなかった笑
でもちゃんとそれぞれの気持ちや考えが、目とか表情をしっかり捉えて伝わってきて、
特に成田凌の今ヶ瀬の苦しそうな顔には見ているこっちまで苦しくなる。
大伴は本当にふらふらしてて、いろんな女に優しく振る舞い、その気にさせて、
「来年またあげるよ」って言葉、今ヶ瀬は嬉しかったと思うんだけど、
やっぱりあの漂流男が、他の女と少しでも会ったりするのがとにかく不安なんだろうなって。
結局、自分もその一時的な船着場な扱いになる怖さというか。
今ヶ瀬に出ていかれて、なんとなくで結婚まで話が進んで、そこでやっと相手を知るために(だと思う)店に行ったりしてるのに、
最後にはまた待ってる大伴に、今度はちゃんと言葉で、好きだって伝えてあげてよって引っ叩きたくなった。笑
あくまでも、個人的な望みだけど。
どんなクズだろうと、例外的に好きになることだってあるし、それに明確な理由なんてつけられない。
くっついてほのぼのはい終わりだけじゃない切ない恋愛映画でした。