ポンコツ娘萌え萌え同盟

究極ONANIE・夢地獄のポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

究極ONANIE・夢地獄(1986年製作の映画)
3.6
姉妹二人、男一人の生活。姉と男はカップル同士。何も起きないわけがなくて……
だいたい予想通りの展開ではあるけど、不倫を描く一方で愛と性衝動の対比、性への心理を描いている。

エロよりも芸術にまで高めた姉の絶頂写真の奇跡の一枚。
それに対抗するかのように清水ひとみのオナニーを撮るところの映像は本作の山場でありであり壮絶だった。

しかし本作は不倫をテーマにしたのもあって男の心を衝動的に突き動かしても、実際に選択されるのは一人。本物と模範。
愛と性衝動の対比が痛いほどに感じる終盤が凄く苦い。
愛とのセックス衝動とのセックスの断絶でもあり、
ただでさえ清水ひとみのオナニーの悶えがすごくしんどさを感じるのに、
それを追い打ちするかのように勝敗かのようにオナニーと愛のセックスの対比を見せつけるかのような構図が苦い…。