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刺青奴隷夫人のcsmのレビュー・感想・評価

刺青奴隷夫人(1981年製作の映画)
5.0
涙ためてるアデュ〜♪が時代のムードにマッチしてポスト百恵と喝采浴びる萩尾なおみ。何を見てるのか謎の地蔵客びっしり。ジュリー的な演出かと思いきや色情狂の発作でやはり淫蕩の血が。アジアの風感じる妹役の女優さんがハマの?ディスコで船乗りひっかけの姉と入れ替わりの赤いトカゲの刺青(かわいいヤツ)見て突然男が嫌がりーの。第二の天地真理として萩尾さんを売り出すジョーカーくわえた関口プロの沢田情児ハリスン、貧血で誤魔化そうとしたり突然の貧民街発言とか医者に一本背負いされてからの長い反省やら素晴らしい。洗面所も当然木貼りの超素敵な軽井沢の別荘持ち主誰。隅々までセンス良し。車内から見る馬に乗った結婚式、神父に血を見せつける懺悔、やはり血はどうすることも出来ずにクリスマスツリーに火をつけて全てを燃やし尽くすラストにかかる金子由香利(といえば倉本聰の時計)。全編雰囲気たっぷり最高。
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