もしifがあるならフォード社がフェラーリを買収していた未来もあったかもしれない。
経営が傾くフォード社。そこで社運を賭けル・マンの絶対王者フェラーリを倒せるマシンを造ろうとなる。
そこで抜擢されるのがアメリカで唯一ル・マンで優勝経験のあるマット・デイモン演じる元レーサーでカーデザイナーのシェルビー。
シェルビーが荒っぽいイギリス人レーサーのマイルズをスカウトする所から映画は始まる。
不可能だと思われた挑戦だが少しずつ希望が見えてくる。
実話だからこその嘘なしの物語。
しかし実話だからこそハッピーエンドでは終わらない物語もある。
この映画を観終わった後、高揚感を保ったまま僕は車に乗り込みドライブに出かけた。
車と身体が一体になる感覚。
何処までも踏めるようなアクセル。
回り続けるエンジン。
そして僕はスピード違反で切符を切られた。
3点と18,000円の罰金を支払った。
誰もが納得の評価3.7。