み

フォードvsフェラーリのみのレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
3.8
同じル・マンを題材としたグランツーリスモの感想でタイトルをよく見かけた作品、
マットデイモンとクリスチャンベールのタッグも良さげで気になってみてみた

映画としてはGTと同じように実在のレーサーを元にしているが、
映像や音楽の迫力やスケールを重視するのではなく
今作は車への熱意溢れる男たちのドラマを丁寧に描いている。

開始1時間半くらいひたすら会話劇、
残り1時間でル・マンの24時間を描ききった映画で、通しで見るにはなかなか集中力が続かない。
会話劇シーンはフォード社内の内部事情、フェラーリとの因縁、シェルビーとケンの友情などが淡々と続く。
後半のル・マンは胸の熱い展開が待っているが、
最後まで含めて「車好きなオジサンが大好きそうな洗練された映画」という印象。


荒れた言葉遣いで粗野でも、車や家族への熱意に溢れた情に厚いケンを演じたクリスチャンベール!確かに素晴らしかったです!

最近今作フォードVSフェラーリ、グランツーリスモ、カーズ……とレース映画ばかり見ていてどれも面白くて好きだけど、
同じコースをずっと周回しているのを見てる観客として考えたら実世界では正直あまりカーレースには興味ない………
マリカーは3RAPで終わるから好き!
み