イッソン

フォードvsフェラーリのイッソンのレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
3.6
ル・マンでのフォード3台並んでのゴールのところは、まったく後味悪いけど、現実にありそうな話ではある。
だけど、ケン(クリスチャン・ベール)の体感したある種の悟りのような、自分がゼロになるような表情は説得力があった。普通の人が味わえない神的な時空なのかなと思わせる演技だった。

車の魅力は存分に描かれて、それ以上に人間の面白さも負けていなかった。

しかしケンの奥さん(カトリーナ・バルフ)強いなぁ。まあ、あの男とつきあっていくにはタフでなければれつとまらないか。首が長くて姿が綺麗。