フォードvsフェラーリのenのレビュー・感想・評価

ル・マン24時間耐久レースの絶対王者フェラーリに勝つべくフォードから白羽の矢が立った二人の男に焦点を当てた実話に基づく話

企業間戦争に挟まれながらも、一番の速さを追い求めて全てをかけた人々の熱い生き様を観る。この手の何かに打ち込む人々とそれを支える家族や仲間の絆を描く話は数多あるだろうけど、有象無象とは違いマット・デイモンやクリスチャン・ベイルを通してありのままの姿が描かれているような気がして飾り気のない演出が効果抜群でした。他人と比べるものじゃなく、自分自身を納得させるための誇りとマインドにシビれます。