期待通り。
レースに賭ける男たちと、企業の再生に賭ける男たち。
それぞれの思惑があるので、フォードのお偉方の気持ちもわからなくない。
ただ、マイルズとシェルビーに共感するのは当たり前。
速い車をつくりたい、速く走らせたい。その思いが走らせる。
アメリカンとブリティッシュのジョークがあちらこちらに散りばめられていて、彼等と一緒にいるような気持ちにさせる。
で、3台でゴール。
なんてレースじゃない。
あり得ない。
マイルズははじめて妥協するんだけど…。
もうね、この部分が事実なんだけど、腹立たしい。
出資してる人たちと、現場の人たち。微妙にズレがあるのは当然なんだけど、金<現場の想い だと思うんだわ。ほんと。
昨今のレーサーの良い子ちゃんも、それはそういう一面が強くなっているからだと思うけど、レースを愛する身としては、歯痒いし腹が立つ。
そういった面も含め、いい作品だとおもいます。
イタリアでのエンツォとリーのシーンはニヤニヤしてみちゃいました。イタリアーノだ!って。
アメリカンとイタリアーノの違いがよーく分かる場面ですね。
マイルズの妻、モリーが素敵すぎる…!
本当にあんな女性だったのかはわからないんですが、あんな妻なら素敵な人生だなって思いました。
ベイルとデイモンと好きな俳優なので、この作品に出てくれたので、嬉しかった。
GT40はカッコいい!