フォードVSフェラーリ、どっちも有名な自動車メーカーよね〜、くらいの認識しかない私。
予告編は面白そうだけど、見るのは躊躇してました。
だって、カーレースなんて興味ないもの。
事故シーンとかあったら怖いし。
そもそもレーサーって何故そんなスピード出して車の運転に、命かけるわけ?
そんで、なんで観客もそれを手に汗握って見てるわけ???
そんな私の第一声は、
「見てよかった。」
「ちゃんと映画館で見られて良かった!!!」
「泣いたー。」
あ、三声だった。
史実を元にとの事なのだけど、だとしたら酷すぎる、と思う事もしばしば。
今なら大炎上モノかもしれない。
まあ、今ならあんな理不尽な会社のオーダーには応えたりしないか。
あの時代だからこその物語だったのだろう。
俳優陣も良い。
マット・デイモンの巧さは言うに及ばず。
ケン・マイルズ役のクリスチャン・ベールが、なんともセクシー。
最後があまりに呆気ないのも、史実だからそうなんだろう。却って良かった。
その前のル・マンのシーンがボリュームあるしね。
フォードやフェラーリのやり方というのは思うところはたくさんあったけど、どこまでが本当なのか分からないので言葉にするのは控えます。実在の会社ですから。
時代と企業のあり方について勉強にはなりました。
もう、上映は終わったのかな。
ちょっと長いけど、長さを感じさせない映画でした。