門倉カド

フォードvsフェラーリの門倉カドのレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
2.5
車好きは必見。不可能に挑んだ男達の人間ドラマ。

【賛否両論チェック】
賛:不可能なミッションに挑む2人の主人公が、本気で切磋琢磨し合いながら困難に挑んでいく姿が、清々しくて熱い。
否:実話ベースなので、かなり淡々と進んでいく印象が否めない。レーシングカーの爆音も好みが分かれるほか、レースのルール等の知識もあった方がイイ。

 絶対王者に挑むという、一見不可能なミッションに挑んだ、元レーサーのシェルビーと天才ドライバーのマイルズ。2人の決して馴れ合いにならず、お互いに本気でぶつかり合いながら、勝つための試行錯誤を繰り返していく姿が、何ともいえない清々しい感動を伝えてくれるようです。
 ただやはり実話を基にしたお話なので、重要なはずのシーンもどことなく淡々と進んでいってしまう印象も否めません。また、レーシングカー特有のお腹に響くような轟音も、やはり好き嫌いが分かれそうなところでもあります。
 基本的には自動車やレースが好きな方向けの作品といえるかも知れませんね。
門倉カド

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