ちょうどいい

ゴーストランドの惨劇のちょうどいいのレビュー・感想・評価

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)
1.0
最後まで観た過去作で最も唾棄すべき作品。

監督はもとより、本作を礼賛する人は極めて権威的且つ庇護欲に満ち溢れ、性差や社会システムに無関心で初期設定が昭和で停止し、そこからアップデートができていない脳筋なんだなとつらつらと思った次第。

暴力シーンのある映画がおしなべてアウトではない。社会問題提起型ではない作品において、陵辱や蹂躙の判断ができていないということは社会に無関心ということの証左であろう。

よしんば斯様なシーンがなくても、“夢オチ”やジャンプスケアの多投に鼻白んで評価は上がらないんのは明白なんだが…。

とにかく監督含めて社会への無関心さという情弱が、この手の作品が跋扈する遠因になっているということを視座を高めて再認識できたある意味“良作”か。