久々に上質な洋画のホラーを
観た気がしています。
ストーリーもテンポよく進み、
起伏もしっかりしているので、
ずっとハラハラ、ドキドキして、
飽きが来ることはなかったです。
真相が明かされる中盤にきたとき、
最初からもう一度見直したくなるほど
所々に伏線が張られていて、
"なるほどな"と感じられると思います。
見慣れている方で、
物語の展開を先読みする方は、
途中で気付かれるかもしれません。
ジメッとした人間怖い系の洋画ホラーの
現実的な絶望感をずっと与えられるので、
苦手な方は、精神的なダメージが
大きいかもしれません。
それぐらい抑圧された状況での最後の展開は、
ベスを褒めてあげたくなりました。
ヴェラもよく諦めなかったなと…感服しました。
物語のラストでポリーンが、
タイプライターを指さすシーンで、
きっとベスは本当の"ゴーストランドの惨劇"を
書き上げるんだろうなと思いました。
