海外在住spiritualママ

アリソンの海外在住spiritualママのネタバレレビュー・内容・結末

アリソン(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「怪物と奇跡と希望の物語」

の1文からから、まるでおとぎ話が始まるかのように、ファンタジーチックな演出だ。きっとアリソンたっての希望の演出だったのだろう。アリソン自身があの夜に経験した最も残酷で卑劣で有り得ない程残忍な事件は、惨たらしい表現ではなく、医学的にどうやって生き残ったのかを、ドキュメント形式で関わった人物からの説明から始まる。
実際は、2人の残忍かつサイコな人物二人によって、レイプされ、その後、最後にアリソンが気づいたのは、自分の腸が取り除かれたこと。腹部及び陰部を37回以上刺され、喉は17回にも渡って耳から反対側の耳まで切り裂かれた。それでもアリソンは生きており、飛び出していた腹部を服で押さえながら必死に歩いて道路まで…彼女は何とか生き残った。

1番恐ろしいのは、犯人の仮釈放が認められた事。
だけど
彼女はくじけない。こんなに強い人を見た事はない。素晴らしいドキュメンタリー映画だった。

"何も変わらなければ、蝶もいなかった"

彼女の素晴らしい人格に評価5。