モリーナ履修で鑑賞。
すごく複雑な家族関係。
色々なカップルが出てきますが、どれもそれぞれのエゴからの関係にしか見えず、本当の意味での愛を感じられない作品でした。
常にどこもモヤモヤする感じ……楽しそうなシーンはいいんですが、それぞれのキャラクターが情緒不安定すぎて、行き当たりばったりの関係を持ちがちで、感情移入しがたい感じでした。
モードといい、エリーといい、女性陣が自分勝手過ぎません？？？
エリーに関しては、アタックしたのはポール側でしたが、モリーナ贔屓の私としては、娘のモードに子供が生まれるあたりはすごく見ていてストレスフルでした。
あのタイミングでアダムと一夜を過ごすとかホントに酷すぎる。
モードも、なんだこの子……ってなりましたが、ある意味後半まで見ると、アダムとエリーの間に生まれた子供じゃこうなるのも仕方ないようなぁと、ちょっと残念な納得の仕方。
それぞれのキャラクターが自分勝手に好き勝手に生きていて、それぞれがその報いをある意味他の人から受ける感じ……複雑な恋愛模様の駆け引きを楽しむというよりいちいちモヤモヤする映画でした(´･ ･`)
ポールやサミールなど、一途に愛するタイプが本当に可哀想で、見ていていい気分は個人的にはしませんでした。
ポールは一途でまっすぐ、そして正直な感じだったので共感がもてましたし、モリーナが押し倒されるシーンとか、ファンとしては俺得なシーンはありましたが、映画自体は全然リピりそうにないです(^^;
