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Tenderness(英題)
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『Tenderness(英題)』に投稿された感想・評価

[タシュケントの夏、青春のあの日々] 90点

ウズベキスタンの映画監督エリヨール・イシムハメドフのデビュー作。タシュケントに生きる若者たちの夏の日々を軽妙な音楽で綴る青春もの。タシュケントの川は冷たいらしいが、海パンで泳ぐ元気な子供たちに絶妙な田舎感を感じる。

サンジャール篇
タシュケントに暮らすちょい不良のサンジャール。ある日川で遊んでいるとレナという可愛い娘を見つけて惚れ込むが、突如彼女はいなくなる。やがて帰ってきた彼女にはティムールという恋人がいると知ってフラれる。川で遊ぶ少年たちの描写は素晴らしい。レナさんとサンジャールとの間に交わされる視線と気持ちに瑞々しさが爆発している。また、パガニーニと呼ばれるいじめられっ子がいい味出しており、ブランコに乗せられてヴァイオリンを弾く姿はなんとも滑稽。

レナ篇
当のレナはどこに行っていたのか、に対する回答。恋人ティムールやその友人たちとともにバカンスに出掛けていたという話。レナさんの掴みきれない感じがそのまま話が掴みきれない感じに変換されているのか逆なのかはよく分からんが、面白味にかける方向にフワフワしている。尾根で「第七の封印」をパクったシーンは勿論好きだが、それ以外は微妙。スカーフ被った感じがうっすらビビ・アンデルセンに似ているのは寄せているのか。

マムーラ篇
レナ篇にも登場した女学生のマムーラ。ティムールに恋してタシュケントに暮らす彼に会いに行くが、一緒にカーニバルへ行くのは断られる。泣きながらパレードを練り歩くのには胸が詰まる。会場でサンジャールとマムーラが出会い、物語が新たなフェーズに入ることを示唆する。

冒頭とラストの感じは大好きなんだけど、だからこそレナ篇の存在意義が不明だし、なんだかんだ言って全編に渡ってレナさんが登場したことを考えると、真ん中のパートはティムール名義にした方がよかった気がする。レナ篇でダレるのが非常にもったいないし、できればマムーラ篇に時間を割いてやって欲しかったと思うくらいパレードのシーンは美しかった。惜しいとこで外した感じもあるが、及第点なのでは。