松岡茉優

田園交響楽の松岡茉優のレビュー・感想・評価

田園交響楽(1938年製作の映画)
3.8
原節子が盲目の少女を演じる映画。さすがは名女優と言わんばかりの演技だった。ラストでフラッシュバックを用いるあたり、山本薩夫は泣かしにかかってきてる。手術の場面が妙に気合入ってたのには数十年後に撮る『白い巨塔』の面影を感じる。原節子が米を食うとこが良いし、吹雪の描写が半端ない。ジッドの原作をここまで日本に合わせたのには素直に感動する。
松岡茉優

松岡茉優