超重量級SF
凄かったのは間違いない。
映像美と音響は言うまでもなく最高。
ドゥニ監督×巨匠ハンス・ジマーってやはりすごい。
没入感が圧倒的すぎてもはや惑星アラキスに立ってました。砂を感じましたね。
しかし…
物語は数センチぐらいしか進んでなくないですか??
2時間30分以上観てこれだと壮大すぎて娯楽としての映画が残っていません。
もう少し軽快さが欲しかったところ。
端的に言えば、“壮大さを全面に打ち出しすぎてしまったゲーム・オブ・スローンズ”的な感じです。ニュアンスだけでも伝われば幸いです。
オープニングで“Part1”の文字を見て、「スッキリ終わらないのかな」とは思っていたので少し予想通りではありました。ほんとうに序章にすぎないのですぐにでも続編をやっていただきたい、、!!!
内容はイマイチでしたが、ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジェイソン・モモア、ジョシュ・ブローリン…と豪華なキャスティングですが、彼らの演技や掛け合いは見る価値ありありです。
ティモシーくんとゼンデイヤ目当てでしたが、ジェイソン・モモアがMVPでしょうか。役どころ最高でした。
総じて私が何を言いたかったのかと言うと、
・映像と音響は最強。SFトップレベル。
・ティモシーくんの魅力たっぷり。
・ゼンデイヤ意外と登場少なかった。
・内容の軽快さに欠けていた。
という感じです。
家では観ない気がしますね。
声を大にしてIMAX推奨!と言い続けます。
▽余談~これから観る方へ~
ドゥニ監督のSFと聞いて、
用語の予習をしようと思った私は大正解でした。
用語が邪魔をしてしまって映像美が堪能できなくなってしまいます。
ただでさえ…なストーリーもさらに退屈なものになってしまいかねないので、予習を強く勧めたいです。
YouTubeや解説サイトなどなどありますが、私は公式サイトさんのものを閲覧しました。くれぐれもネタバレを踏まないようにだけ気をつけてくださいね。