なちここ

DUNE/デューン 砂の惑星のなちここのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.6


DUNE Part2に向けてまた視聴。
壮大な物語の序章。
このスケール、この高揚感たるや。
DUNE1の壮大な映画ですら、次回へと紡ぐ偉大で神聖な物語へのプロローグでしかない。

観る前から壮大な物語なのはひしひしと感じてたので、世界観にたっぷりと浸るためにIMAXレーザーTGテクノロジーで鑑賞!

デカすぎるスクリーンと映像サウンドが半端ないので、戦争あり巨大生物ありのDUNEにまさに持ってこいでした。


とてつもなく壮大な物語の幕開け、
星の命運を賭けた戦いの序章、プロローグ。

とても重厚でクオリティが高すぎる…
SFならやっぱりこんくらい丁寧に世界観を見せつけなくては…


静かなる地での、
巨大兵器と精密機械に大興奮。


めちゃくちゃ最高でした。
久しぶりに大きい作品を見た気がする。
2時間半たっぷり荒々しく美しい、
砂の惑星アラキスの世界観に引き込んでくれます。



日本最大のスクリーンのおかげもあるのか、
巨大なテクノロジー戦艦、
サンドワームの迫力、
一族同士の抗争の臨場感が半端ない。



サンドワームの強大さと神聖さすら覚えさせる畏怖が最高すきる。
立ち向かおうという行為すら放棄するような絶対的な存在、神に出会ってしまったような。

あれは崇拝物になるわ。

あのシンプルなデザインがまた良いよね。

最後乗ってたフレメンいたけど、
あれに乗る展開があるてこと?!

アバターも然りだけど、
崇拝される生物・存在に認められ背中に乗る展開激アツすぎてやばいだろ。


荒廃というよりはひたすら脅威的で広大であるアラキスの大地と、順応し発展した科学とテクノロジーの結晶、機械のSFギャップがたまらん。

湖の中から出てくるハイテクの極みの
"国"に等しいテクノロジーの戦艦とかね!

あとまた戦艦がデカすぎるのが興奮する。


美しすぎるシャラメ、
凛としたレベッカ、
かっこよすぎるモモアちゃん、
今回そんなに出番無かったゼンデイヤ、
キャストも豪華で満足!


"声"を操るのカッコよすぎるでしょ!
低く頭に響く、拘束力のある命令。


物語自体は起承転結の起の部分を大きく描いてる感じで、それこそプロローグの様なものだったのでこの作品が面白い・面白くないという議論はあんまり必要ないと思う。
ひたすらアラキスの広大な世界観に浸ればいいと思います。

カタカナの用語が中々覚えられないけど、
英語ルーツじゃないあの語感がまたいいよね。
未知への期待感がすごい。

公式アート集、映画パンフレット、
サントラも揃えたのでこれからまたあの世界に浸れる!楽しみです。


音楽は巨匠ハンス・ジマー!
今回はメロディックな感じではなく、
壮大であの世界観の脅威を表現したようなトラックでした。
彼の音楽で物語がより壮大に感じます。
今回コーラスもりもりだったね!

残酷で美しいアラキスの地を砂漠の音で
まざまざと感じさせてくれる。

サントラ何周もした後に
また映画観ると興奮度が2倍くらいになるのでオススメだよ!


個人的に時間の長さは全く感じなかった。
むしろもう終わるのかと思ったくらい(起の部分なので…)


次回作に期待しかない。。
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