あたかも実在するかのような
広大な砂の惑星をゆったりと眺望できる。
あまりCG臭くなくて、乾いた空気が感じ取れた。
BGMは、
古く重いドアを開けるときに鳴る不協和音と、
ホーミーと宗教音楽が混ざったようで、
異質さとオリエンタルな雰囲気を醸し出していた。
落ち着いたカラーリングの洗練された保水スーツや、昆虫の羽のように飛ぶ羽ばたき飛行機が現実的かつユニーク。
身を守るオブラートのようなシールドは、色で損傷具合が分かりやすく、見たことない描写だった。
未来の世界を細かく設定されているので、
それだけで2時間半超見ていられるが、
ストーリーは不穏感を煽って大風呂敷広げるだけ広げて特段何もない。
エピローグにもなってぐらいのボリューム感だった。
「ダンカン ノー!」