とむ

DUNE/デューン 砂の惑星のとむのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.8
ドゥニ・ヴィルヌーヴの新作ということで、
予告編以外の前情報を取り入れず、
コロナ禍って事もありディスタンスが保たれた結構良い値段する席取って観初めてまず最初の感想

「え、Part One?」

そうなんですパート1なんですよねこの映画。
皆さん知ってたんですかね?笑
俺だけか?知らなかったの。(ティーダ)
デヴィッド・リンチ版も観ていない状態での鑑賞だったので、どの程度のボリューム感の作品か知らなかったからかもしれないけど。


内容的には、リンチ版を見てない若造からすると良くも悪くも古典って感じの作品でした。
大昔のSFなんでそりゃそうだろってことなんですが、「ブレードランナーが当時企画が頓挫して、今の技術で撮り直した物が初めて今年世に出回った」って世界線が仮にあったとしたら、ちょっと内容古く感じてしまうと思うんですよ。そんな感じです。

映像や美術的なボリューム感は確かにあって、用語や世界観的な部分もかなり作り込まれていて、そういう前情報取り入れずに観に行った身としては結構追いつくのに必死でしたね笑
確かにスターウォーズやスター・トレックを期待して観に行った人は面食らうかもな。それを持ってして世間的に評判が割れているのでしょう。

でも前述の通り、この作品パート1なので、
作品自体の評価は現時点では下せそうにないですね。。
スターウォーズがあんな結末を迎えてしまったこともあり、一つ大人向けの重厚なSFって切り口で名作になってくれることを祈っております。


関係ないけど、ドゥニ・ヴィルヌーヴって奥行きのある細長い廊下みたいな傾斜の付いた空間使うの好きですよね。
ああいう場面が出てくると「ドゥニ・ヴィルヌーヴの映画観てるなぁ」って感じする。
とむ

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