MiyukiYamada

DUNE/デューン 砂の惑星のMiyukiYamadaのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.5
素晴らしすぎて言葉もない。
何も語れない。
これが全てだ。

↑1回目映画館で見た感想。
そう思ったのは錬金術師の少年のアルケミストを連想させたからだ。
あれも舞台は砂漠だったし、あれを読んだときこれこそ世界の全てだと思った大好きな作品だから。


part2を映画館で今回見て、その後duneの原作について色々調べてからまた1を見直したら、めちゃくちゃ面白かった。
最初見た時は何の情報もなかったし、アレハンドロホドロフスキーのduneを想像しながら見たので、ホドロフスキーのduneとは全く違う話すぎて何のこっちゃって感じでしたが、原作のをよく理解して見たdune砂の惑星はめちゃくちゃ面白かったです。
なんとなくここまで色んな映画を見てきて、そもそもストーリーが難しい話や、作品の作者の理解がないとわからない映画(君たちはどう生きるかなど)概念などを理解してないとよくわからない話(クリストファーノーランとか)に対して、よく話についてけないとかの感想がありますが、それだけで終わらすのはとっても勿体無いと個人的に思います。
確かに映画に楽しませてもらおうと思っていたらそう思うのもよくわかりますが、
大作とゆうものは長くても映画3時間に収めるにはめちゃくちゃ難しいことで、そもそも細かいこと説明してたらいいところまで持っていけないんだと思いました。
だからいい作品においては、その映画が伝えようとしていることを作品に、原作に、監督に寄り添ってほしいなと思いました。

改めて1を見返して、今からまたpart2を見返しにいくのでとっても楽しみです。

自分ではなりたくてなるわけではない救世主としての運命。
周りに求められてならざるおえない主人公の不運な運命。
その悲しくも過酷な運命を。
MiyukiYamada

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