たくみ

DUNE/デューン 砂の惑星のたくみのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.9


僕の映画館での経験上1番途中離席率の高い映画でした笑
あと、やっぱり3時間弱の尺はどうしても長いですよね。
さすがに途中「ながいな…」って思う瞬間は正直言ってありました。
ただ、あまりの完成された世界観のビジュアルとアートフィルム的な画には圧巻されっぱなしでしたね。
ほんの少しですけど、『DUNE:砂の惑星』と言う映画のこれまでの経緯は何となく知っていて、リドリー・スコットの『エイリアン』と密接な関係にある映画である事も分かっていました。
なんと言ってもH.Rギーガーの(ギーガーは既に亡くなっているため本作では直接のアートディレクターを務めている訳では無いが)スペースシップや装飾品のデザインですよね。
その作品の印象を決定づけさせる力のあるビジュアルデザイン。
それをフルサイズのIMAXスクリーンで体感できたことがもうたまらなく嬉しい。

映画って、脚本と撮影のどちらに寄っててもダメだと思うんですけど、バロメーターぶっちぎる(今作ではアートの)くらいやってくれればもうそれで成立しちゃうんだなって思った。
もちろん脚本も全然良かったと思います。
中だるみは確かにあったけど、冒頭からじっくりしっかり進んでいってちゃんと一本背筋の通った脚本だと思いました。

サンドワーム
最初に思い出したのが『ベクシル日本鎖国』にもあんなような生き物(?)出てきましたよね?
はるか昔に観たからちょっと記憶が曖昧だけど、強烈に記憶に残るシーンだった気がする…。

Part2
楽しみです!
たくみ

たくみ