Ark

DUNE/デューン 砂の惑星のArkのネタバレレビュー・内容・結末

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

「僕の道は砂漠へ続く。僕には見える」
かっけぇ。

ティモシーシャラメの顔立ちがすごく映えている映画というか、彼の持つ雰囲気と映画の雰囲気がベストマッチしてて元から本作の主人公なんじゃないかと思うほど。演技してる時が1番美しい。

「これで終わり?割と難解映画だな…」と思ったら、続編があるとのこと。

●複雑だから続編を観るときのためにあらすじメモ
・惑星アラキスにはフレメンという先住民族が住んでいる。ここで採取できる香料(スパイス)を巡って過去にハルコンネン家と争いが起き敗北したが、皇帝の命令によりハルコンネン家は惑星アラキスを去った。
・主人公ポール・アトレイデスは、アトレイデス家の後継ぎ。アラキスと、そこに住むフレメンの若い娘に名を呼ばれたり殺されたりする夢を何度も見ている。
・父がハルコンネン家の企てにより殺害された今、主の座はポールに。
・夢がポールを運命に導き、力が覚醒しつつある。果たして彼は“本物”なのか?
・ついに出会った夢の女性。ここからどう動いていくのか

「友がお前を助ける」「その友に続け」の「友」とは?「恐れるな」と頻繁にポールに話す声の主は?クウェなんたらは結局どういう能力を持つ者なのか?など、続編に繋がるところが多い感じ。
何気にユエ医師すごい。アトレイデス家もハルコンネン家も裏切り、人の為に手を汚した彼も勇敢。
父の部下だった緑のぽっちゃりオジサン(名前知らない)の、唇の黒い四角のペイントってハルコンネン家のと同じだけど、何か関係あったりするのかな。

これはものすごく相当なお金がかかっていると一瞬観ればわかるレベル。圧巻のCGに感動。圧倒的スケールで描く、SFの新世界(原作は過去に公開済み)。
ロケーション、スケール、構成、セリフ、シナリオ、BGM…全てが非常に好み。BGMがタイミングもチョイスも完璧で、静けさと迫力のCGとの対比が美しい。圧倒的ハリウッド映画感。

これはティモシー・シャラメを存分に味わう作品と言っても過言ではない。役がめちゃくちゃ似合う!相変わらずの美しさで実年齢より若く見える。
アラキスでは外はずっと砂が舞いまくってるので役者さんたちの肺が心配だね。

続編クランクイン予定は2022年の夏の終わりまでに。
全米公開予定日は2023年10月20日(予定)

製作費は1億6500ドル
(200億8184万7555円(3月現在での計算))
興行収入は4億25万6138ドル
(487億1440万886円(3月現在))
3作目の制作まで考えてるが2作目の興行成績によるらしい。まあ多分3作いけるでしょうね。

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