028/2024
PART2の公開に合わせて観てみました。
因みに原作と1984年のデビット◦リンチ版は未見です。
非常にゆっくりとした立ち上がりとスクエニのゲームかと思うくらいの思わせぶりな用語の連続で開始早々ダメかも…と不安になったけど、そういう分からなさも含めて楽しむものなのかな?と開き直ってからはかなり楽しめました。
クウィサッツ◦ハデラック…
ベネ◦ゲセリット…
クイサッハ◦ハデラッハ…
もうこれは各々ググってくれってことですね。
ドゥニ◦ヴィルヌーヴ監督の手がける砂漠の風景や建築、メカデザインの様式美は壮大で美しい。
惑星間移動ができるなどかなり高度な文明がありそうな世界なのに戦争は刀振り回す白兵戦メインというのがちぐはぐな感じがして面白かったですね。
シールドの描写もかっこよくてダメージ無効なら青、有効なら赤で表されるのも分かりやすくて良かった。
これはリンチ版だと(観てないけど)ブロックみたいなエフェクトのやつかな。
未来視の演出のおかげで物語を一本調子じゃなくて、多層的に見せるのでそこは映画的で良かった。
そもそも香料がなんでそんなに重要なのか分からなかったけどあれは香料というより麻薬みたいなものという捉え方をすればつじつまが合う気がする。
声の力のとことかは続編でちゃんと説明あんのかな。
ああいうものと割り切って見ればいいのかなー。
主人公のポール(ティモシー◦シャラメ)がヒョロすぎてどう見ても強そうじゃない。
ダンカン役のアクアマン(観てないけど)超つえー!
レベッカ◦ファーガソンやっぱキレーらなー。
PART2でも活躍して欲しい。
砂虫の描写は「トレマーズ」のケビン◦ベーコンも真っ青だぜ。