壮大な迫力ともに、どこか緻密で儚げな印象もある映像美が全編ずっと続いて、目に焼き付けたいシーンばかり。
用語の複雑さとか、約束された救世主とか、思わせぶりな予知夢とか、形から入るような古典的なファンタジー要素にちょっともっさり感も覚えるけど、それを補って余りあるほどの洗練された世界観に魅了された…!
映像と音に没入して圧倒される映画体験。家で観直してもこんなに美しくって感動するとも思ってなかったけど、やっぱり映画館で体感して真価を発揮する映画なんじゃないかなと。
こてこてに飾っても、ぐだぐだに崩しても、どっちも見事に様になるティモシーの美しさにもいつも魅了される。