翔

DUNE/デューン 砂の惑星の翔のレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
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ドラマの一話目のような、世界観や主人公の境遇が紹介され、ここから始まる、というところで終わる映画。Part2以降の企画が前提にないと作れない内容だと感じた。物足りなさはあるものの、痛めつけられた主人公が立ち上がる姿には感情移入してしまう。さらに、視覚的な意味で世界観が一貫しており、没入感も得られる。最もうまいと思ったシーンは、ポールが砂漠の砂を初めて手に取るシーン。砂の中に含まれるスパイスがとても美しく輝き、様々な方向の感情を想起させるだけでなく、砂の中にスパイス??というなんとなく理解しがたかった設定の理解が一発でできた。Part2を見に行くのが楽しみです。
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