□見たきっかけ
ドラクエが好きだから
映画を見ながらレビューを書いているので最初は良かった点が多いので悪しからず。
○良かった点
・オープニングがスーファミのドラクエを使っていてファンサービスがよかった。
・アニメーションがとてもきれい。鳥山明の絵にもう少し寄せてもいいと思ったけど、これはこれでありかな、ただ目が少し離れている気がする。
・声優はそれほどまで違和感なく聞けた。
・フローラがおばあさんに変身して2人を引き合わせるという原作にない設定はよかった。
・戦闘シーンのアクションがダイナミックでかっこよかった。
・過去に戻るシーンは、本来ゲームではない会話があってジーンとした。言いたいことを言い合える人が大切な人という伏線はここからきていたのか。
△気になった点
・全体的にテンポが早い。幼少時代のテンポが早くて、初めて見る人はついていけないと思った。ビアンカとの冒険とかヘンリーとの時間はもう少し大事にしてもよかったと思う。(落ちまで見てその理由が分かった)
・主人公の性格がイメージとちょっと違った。そもそもゲームでは喋らないから仕方ないかもしれないが。(これも落ちで理由がわかる)
・サンチョはなぜ主人公について行かんのだ！？そもそもサンタローズ出会う必要はあったのか？（本来はグランバニアで再開する)
・子供が双子じゃない？名前もレックスじゃなくアルスに。まぁストーリー上女の子のタバサは重要じゃないと思われたのか。(またまた落ちでわかった)
・ドラクエ5以外のBGMがごちゃまぜに流れてくる。ドラクエ5の曲だけを使ってほしかった。
・ミルドラースが現れてから、これまでの流れが全てひっくり返された。映画に対して批判的な考えが多いのがよく分かった。私もドラクエは魔王を倒し世界を平和にするという予定調和のもと見ていたので、この結末は想定とはかけ離れていたが、とりあえずこの設定にのっとって、不可解なことを考えてみた。
・最後に現れたキャラの存在が謎。プログラムのウィルスだと自称していたし、プレーヤーの意図と明らかに反した言動しているので、おそらくドラクエ5とは無関係なのだろう。しかし、公式ではミルドラースと呼称されている。ミルドラースはボスなのだからゲームを批判する発言はするはずないし、そもそも見た目が違う。ここに大きなはてながあった。
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色々調べた結果、YouTubeに「ユアストーリーのひどいラスト解決編」という動画があり、それを見たら納得できた。
個人的にはドラクエの世界観や映像技術は楽しめた。もし、ドラクエじゃない架空のゲームの世界だったら、オチもここまで批判的に思われなかったかもしれない。それだけ、このゲームは偉大なゲームであり、想いを寄せるファンがいるのだと思う。そこを推し測れなかった監督の采配が問題だったと思う。
