「早く大人になれ、陰キャオタク共」
酷評されている本作であるが、この映画のテーマ「僕たちが子供の頃にしたドラクエの努力や熱中、感動は本物であり、尊いものである。」自体は悪くないと感じた。
しかし、ラスボスのメタ発言や「ゲームはまやかし。早く大人になれ。」という発言が衝撃的過ぎて、そのあとの主人公の、延いてはこの映画の主張が全く印象に残らないのだと思う。
主人公もスライムに剣もらって振りかざしただけだから、あんま主張に説得力ないし…
さらに声優に美男美女の役者を使っているので、「ノスタルジーに浸りにノコノコ映画館までやってきた中年オタク共を、美男美女のリア充陽キャがボコボコにしている映画」に見えた。