このレビューはネタバレを含みます
映画館で観なくて本当に良かった!!😭
※⚠️ドラゴンクエストユアストーリーが大好きな方はここから先は読まないで下さい⚠️
母を探す旅に出てるパパスとリュカは、ゲマに襲われパパスは殺され、リュカは奴隷として10年魔物の下で働かさせる。何とか隙をついて脱出したリュカは再び冒険に出る…的なストーリー
公開当初から燃えるに燃えすぎて、ドラクエ好きとして躊躇っていた今作。
Netflixで遂に勇気の鑑賞をしてみました。
まず3D CGは綺麗だったと思います。
「ドラクエⅤ」というA5ランクの肉に、「3DCG技術」という三つ星シェフがついて、あとは味付けだけ!みたいな状況だったのに監督が吐瀉物を吐いて台無しにした後に、お客様の机にそのお肉が運ばれてしまったような作品。
ドラクエV主人公の皮を被った一般人がドラクエⅤを体験してるだけの映画。
正直途中までは良かった。
「聞いてるより全然良いじゃん!」とすら思ってました。
確かに展開が早く、もっと丁寧に描いて欲しかったみたいな気持ちはありましたが、103分の映画に盛り込むのは厳しいだろうと割り切れる範疇でした。
ビアンカとフローラの婚活イベントも、フローラの格を落とさず進んだりと順調に物語が進んでました。
良かったです。最後の15分までは。
天才プログラマーがウィルスをゲームに仕込んで、ドラクエVの世界が壊れ始める。
主人公は体感型ゲームでドラクエVの世界を遊んでる一般人で、自我を持ってるウィルスから大人になる様に諭された後に、強制ログアウトをさせられそうになる。
しかしスラりんが山寺宏一の声で颯爽と登場。スラりんが実はワクチンでウィルスは消滅!!無事主人公はエンディングを観ることができました。めでたしめでたしみたいな。
…正直色々冷めてしまいました。なんかもうこれ以上コメント湧かないです。
ラストで全てが覆ってしまった。とにかく残念です。