このレビューはネタバレを含みます
自分ドラクエ好きだから劇場で見たけど、正直、不満は沢山あります。
1：ヘンリーがとにかく偉そう
言っちゃ悪いけどパパスが殺されたり奴隷生活になったりするの、一番悪いのはゲマとはいえ少しだけヘンリーのイタズラのせいでもあるんだけどゲーム版ではそれをちゃんと反省してくれたから許せた。僕の記憶が正しければ映画でもヘンリーのせいでもあった気がするんだけど、映画版では主人公に対してずっとデカい態度だから、反省の色を感じなくてイライラする。一応終盤に主人公達を助けに来てくれるのはよかったけど、これで100%帳消しにはできない。
2：ルドマンがキレる。
ゲーム版ではフローラではなく、ビアンカと結婚しても優しく許してくれたけど、映画版ではブチギレて終わりだから、しょうがないこととはいえ後味悪い。
3：主人公の子供（女の子）が出てこない。
これはマジでふざけんなぁぁぁって感じ。主人公の子供は二人だからいいのに。
4：フローラは戦闘しない。
まあビアンカと結婚したらフローラは仲間にできないから一応原作通りではあるんだけど表紙に杖持ってて戦いそうなのが映ってるから、ある意味表紙詐欺でもある。終盤ヘンリーが助けに来たり主人公の女の子が出てこないなど原作破りなことするくらいなら、フローラもバトルに加勢するといった原作破りもしてほしかった。
5：ジャミとゴンズのやられ方
彼らも憎き敵ではあるのに気づけばいつの間にかやられたから、あまりスカッと感がない。
6：ミルドラースが出てこない
代わりになんか気持ち悪い変なやつが出てくる。それは最後の7で言うけど、とにかくミルドラがかわいそう。
7：やはりなんと言っても、皆さんご存知である終盤のあのオチ。
意味が分からない。ただただ意味が。
とにかく不愉快なんですよ。つまらないとかじゃない、気分が悪い！！！ただただ気分が。
あの気持ち悪い変なやつの説教臭いセリフ。
「大人になれ」・・・はあ？って感じ。
これはドラクエVだけじゃなく、全てのゲームのファンに対する冒涜でもある気がする。当時このシーンを見た子供がトラウマになったって話を聞いたことあるけど、そりゃなってもおかしくないでしょうよ。
これは3以上にマジでふざけんなぁぁぁぁぁって感じ。
子供みたいな文になっちゃってごめんなさい。
以上。まあビアンカのキャラとフローラの美しさと主人公のビアンカへのプロポーズ等いいシーンもあったから1.0点にはしないでおいたけども、これらの不満特にあのオチのせいで、1回しか見てないんだけど2回以上見ようって気にはなれなかった作品。
