たまざわちほ

ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのたまざわちほのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

母を助けるために勇者を探すお話。

幼馴染はゲマな映画。
映画館という最高の環境でドラクエの音楽が聴けるのは良いこと。
しかしながら曲がⅥが多めの印象。Ⅴの曲を!使ったって!
選曲のセンスが私とは合わなかった。
あんなにダサい序曲聞いたことない。
私はⅤよりⅣやⅥが好きな人間なので、ダメージは少ない。ただし、ヘンリーお前は許さねえ。
でもやっぱりゲームのキャラが出てこないのは寂しい。
というか双子は!双子で出せや!
主人公はただの苦労人で報われないよ。城に行ったって…。
ジャミとゴンズ一撃で笑った。

全体的に私の思い出のドラクエのキャラたちに出会えなかった。
主人公の性格が受け付けなかった。これは好みの問題。
ヘンリーとビアンカ、それぞれの関係性がいまいち消化できなかった。
何より結婚が本当にひどい。ここは主人公の葛藤が見たいだろう。アイテムに頼る傲慢さよ。
というか私たちに物語を監督が託しすぎている、ある種の傲慢さ。
観客の思い入れだけで映画は成立しないよ。
傲慢だらけの作品。

あの映画は幼馴染のゲマで持っている。それ以上でもそれ以下でもない。

ラストまで観れば話に納得もいく…わけがない。
ある意味、ドラクエ愛が試されている。
私のドラクエの思い出は胸に控えよう。私はルドマン派。