m2

生理ちゃんのm2のネタバレレビュー・内容・結末

生理ちゃん(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

世の男女にもっと気軽に生理を!という意図で作られたのだとしたら、このマスコットのポップさだけが前に出過ぎて、結局のところなんなのか、生理を経験しない男性にはわかりづらいだろうなと思うし、女性目線でも(原作を読まないでみると)これは何の表現なんだろう?と思う部分もあった。公開からだいぶ時間が経った今考えれば、当時はかなり革新的な映画であったのはわかる。
ただ、結局恋愛成就でまとめられているのが残念だった。青子の恋人、あんなに娘との距離感バグってるのに、「君と一緒にいたいから」だの、「(娘と距離を縮めるの)時間かかりそうだけど、頑張ってほしい」だのと、優しそうに見えて自分のことしか考えてない人としか思えず。周りの男性が「生理ちゃん」と関わる描写がないのも、結局「生理は女のものだから女の中でうまくやっていこうね」に聞こえる。
m2

m2