イタリア人というのは生まれ持っての才能なのか、商売がとにかく上手いと思う
本作も"旬の過ぎたハリウッドスターを起用して、話題のハリウッド映画を真似て、良い音楽で味付けして、終始適当にドンパチさせる"という7〜80年代のポンコツマカロニ映画の売れる法則を見事に取り入れている
『悪魔が最後にやって来る!』のアルベルト・デ・マルチーノ監督&音楽は巨匠アルマンド・トロヴァヨーリ、マカロニ度120%!
当時量産された『ダーティハリー』の紛い物映画としては、かなり上位に入るのでは?
スチュアート・ホイットマン、ジョン・サクソン、マーティン・ランドーという6〜70代のおっさんが喜びそうなキャスティング!
カナダで撮影されたダイナミックなカーチェイスシーンでは貨物列車を飛び越えたり危険なスタントも登場、そこで流れるジャズファンクミュージックスコアがたまらない
さらにオカマとの乱闘シーンもある一石二鳥な映画