なんだかよくわからないが凄いものを観た!この感覚になったのは久しぶり。相変わらず重大な出来事が映らないので、常に何かを見逃している感覚に陥る。ヨーロッパの低予算映画らしく淡白で難解だが、不思議な軽や…
>>続きを読むアンゲレ・シャーネレク監督、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)受賞作品。
「ゴダールやブレッソンを想起させる省略の多い映像とミニマルな物語手法を特徴とする」(☆1)とあり、期待してみたが凄い…
すごく好き。
ストーリーは省略が多くてさっぱり分からなかったり、なんとなく分かったりを繰り返すけど、画が決まりすぎ。これは絵画かというショットがいくつもあった。
そして突然のM.Wardがかかったと…
自分でなんて表現しようか?と思い、皆さんも投稿を見て、なるほど〜
確かにアケルマンを感じたし、ドイツ映画特有の雰囲気がある。
始めの動物とか、光のさす小屋とか、美しくて洒落てて、切り取って飾りた…
ぱっと見ブレッソン?とかフワッとな印象でみていたけど、前半はこの独特の作風に少しイラっとしつつ後半からほんの少しずつ面白く感じてきた。綿密で丁寧に生々しく饒舌に作られているのはわたしにもわかった。欠…
>>続きを読む不思議と観てられる。
ちょっとでも疲れてたら寝てたろうな。
“実験的”っていう言葉自体があまり好きじゃないんだけど(それが大きなエクスキューズとして機能してそうで)、なんていうかそういう感じがする…
デタッチメントとアタッチメント。手。足。無表情な子どもハムレットを見る子どもを見る。中間色。淡い色調。固定カメラ。絵画を見る二人を見る。流れる車。流れる水。森の中の川をゆっくり歩くように指示。森にピ…
>>続きを読むブレッソン…?
現代にオフィーリアが舞い降りたかのようなあのショット。教室のシーンでめっちゃ静かな時、換気扇?か何かのブーンみたいな音が微かに聞こえて来てちょっとテンション上がった。途中寝たのでちょ…
初めてのアンゲラ・シャーネレク。不思議な作風だった。言葉少ないストーリーの合間に、学校で生徒たちが演じる「ハムレット」が差し込まれている。教室から抜け出したハムレットは街に現れる。その意味もよくわか…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ロバと犬の関係性と3人の関係性
緻密に丁寧に計算されたものを自然に見せるのがとても上手だなと思った。
旦那を二年前に亡くしている主人公は恐らくそこから精神的に不安定なのではないかと思う。そして、映…