noborush

システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたいのnoborushのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

システム・クラッシャー 家に帰りたい (2019年作品)
6/10
Systemsprenger/System Crasher
ノラ・フィングシャイト監督脚本
ヘレナ・ツェンゲル アルブレヒト・シュッフ
ガブリエラ=マリア・シュマイデ
リザ・ハーグマイスター
9歳の少女ベニー(ツェンゲル)は、幼少期に父親から受けたトラウマを背負い、
ちょっとしたきっかけで手の付けようのない暴れん坊と化してしまう。
そのため母親は養うことが出来ずも里親、グループホーム、特別支援学校
どこにいっても返されてしまう。
施設のスタッフ(シュッフ)らは彼女のために、いろいろ手を尽くす。
問題を抱えた子供を救うためのシステムですら救うことが出来ない
システム・クラッシャー の子供の話。
普通にしていても全く可愛くないのがリアルで良い。
いきなり切れる主人公が赤ん坊を抱きかかえて、母親が返すように
頼むシーンは恐怖そのもの。
こんな子供どうしようもないと思うが、ラストはアフリカでの矯正
プログラムを受けに空港に行くも逃げ出すシーンで終わる。
安易な解決を示さないのはリアルであるが映画的にこれでいいのか
疑問が残った。
noborush

noborush