鳥が怖い

システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたいの鳥が怖いのレビュー・感想・評価

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途中までは、映画不感症になったのかと思うほど、何も感じず、後半から不快感が自分の中で溜まってきてから楽しめた。その不快感は、主人公へのむかつきもあるけど、どちらかというと彼女を悪としては絶対いけないよね。という同調圧力に居心地の悪さを感じた。そういう意味じゃこの映画は見る人を善人か悪人か試す映画であり、もはやドライバーの男が変態の可能性を最後まで捨てなかった僕は悪人とハンコを押された気分になった。
音楽がなければ、監督の立場が見えにくく、そういう楽しみ方もできたが、音楽が分かりやすいほど「システムクラッシャー」的で、ああ。とげんなりした。
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