明日2021/11/19 に日本のドイツ映画祭で上映されるとのことでレビュー。
まず、どの役者も本当にその職種、人物にマッチしていて演技が上手い。とくに、ベニー役の子は本当に子役なのか? と思うほど…
どうやって手を差し伸べればいいのか。
予告やあらすじで想像した何倍も主人公のベニーは制御がつかない状態で、システム・クラッシャーという存在を十分に思い知らされました。
みんなそれぞれ何とかしようと…
ドランのmommyみたいな話だけど、
ベニーが子供な分余計くらいました…
ずっと壊れそうな緊張感があって、終始重めだけどたまに出るベニーの笑顔に救われる。
音楽も映像もとてもよかった。
エンドロ…
このレビューはネタバレを含みます
書かれているあらすじが、軽く陳腐な書き方だけど、そんな生半可な作品じゃない。
ベニーの強さと優しさと辛さ可愛らしさが映画という枠にとどまらないほど迸り、観客も登場人物もきっと作り手さえも、観念をめ…
いんやぁサイコー!
決して飼いならされない野生動物のごときベニーちゃんがスバラシイ!
大人たちの希望を次々と壊していく様は爽快ですらあるわ。
暴れるベニーちゃん可愛すぎて、パンフ買っちゃった。ほぼ写…
このレビューはネタバレを含みます
彼女が“そう”であることにも我々が“こう”であることにも罪はないが、彼女がそうである以上我々は吠えるし(それが仕事だから)、彼女は吠えられたから石を投げる
彼女と犬はいつか本当にひとつの犬小屋のな…
普段の生活態度がすでに危なっかしいのに、簡単にキレてしかも制御できなくなるという精神疾患を抱えているベニー。爆弾を抱えて綱渡りしているような緊張感が常につきまとう。
故に彼女に関わる施設関係者の心…
©2019 kineo Filmproduktion Peter Hartwig, Weydemann Bros. GmbH, Oma Inge Film UG (haftungsbeschränkt), ZDF