このレビューはネタバレを含みます
売れなそうな映画に良くある変な邦題とジャケつけられてより売れなそうにされるやつ。
侵略者なんて居なかったし、背中から蜘蛛の脚生えた人も出てこないし酷いw
主人公の語りからは母親は普通の人間っぽいから、ほんと謎の存在で最後まで何だか分かんないけど、この分かんないままでこれは良かった。
もう人間に期待せずに何度体を変えても認識してくれるあの犬を飼って大事にしたら?って思う。
野良っぽいし。
結局あの女性を愛してたのも乗っ取った人間の愛を自分の物と勘違いしてるだけとも言えるので哀れ。
腐る時の苦しそうな感じいい。
死ぬほどの苦痛を頻繁に繰り返して、死体がバレないように苦心して、ひたすら孤独で愛されない、しかも死ねない存在という設定はすげー好き。
女の人がコミュ力お化けなのか、主人公が元夫の記憶から女の人好みに振る舞ってるからいつも仲良くできるのか。
文化も違うからアレだけど女の人すぐほいほい男についてっちゃうチョロいやつに見えてしまってあまり魅力的に感じないのがちょっと残念。
でもなんかそこがまた生々しいような気もする。
他人から見たらそこまで魅力的じゃない人に皆夢中になっているものだ。