記者ジョーンズがウクライナで体験してきたあまりに悲惨過ぎる事実。
それを自分たちの為、非情な圧力を掛け記事にするのを阻止する者との闘いが、暗く重い空気で描かれている。
ピーター・サースガードが毎度の…
スターリン統制下のソ連。当時大恐慌が襲っていたのになぜかソ連だけは繁栄を続けていると伝わる。このことに真正面から事実を突き止めようとする若き英国人記者ガレス・ジョーンズの物語。実際にホロドモール(人…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
なんとも骨太な1本でございました。
自分の正義を貫いて戦い続ける姿勢、
それに対して政治の中で生きる男。
かつてピューリツァー賞を受賞した、彼なりの想いや正義はきっとあるのだと思います。
決して賛…
スターリン栄華の裏に広がる真っ白な地獄。厳しい冬、樹皮を噛み人を喰らい人間としての尊厳を剥奪された名も無き数百万人の人々。ホロドモールの凄惨さが固い雪玉のように投げつけられてくる。見るに耐えない映像…
>>続きを読む単なる政策の失敗や政権の横暴ということではなく、ソ連がウクライナ人に対して実行した虐殺計画だということが非常にショッキング。自分が知らない歴史がまだまだあるんだと痛感しました。
限られた場所だけ見せ…
このレビューはネタバレを含みます
前半は、主人公であるイギリス人ジャーナリストのガレス・ジョーンズが、モスクワで情報収集を行うのが主な内容だったが、比較的華やかなモスクワ市内で監視社会の影がちらつき、ディストピアらしい雰囲気になって…
>>続きを読む史実に基づき且つ小気味よいサスペンスフルなタッチで良作!
ウクライナの困窮極まるシーンは色彩を極めて落として陰鬱な空気を見事に表現していた。
ホランド監督の手腕が光る作品に仕上がっていると思う。
…
今も昔も迂闊に秘密を暴いてはいけない国、ロシア(ソビエト)。
今に関しては(半分)冗談だとしても、本作は第二次世界大戦前夜が舞台。革命成功を世界に印象づけたスターリン政権下のソビエトの真実に迫るジャ…
どこまでも冷たい現実が当たり前のようにあり、怖気が走るとともに観ていて主人公に気持ちがリンクして精神が不安定になってくる
中盤の現実、終盤の現実、あまりにかみ合わなくて気がおかしくなりそうだった
そ…
© FILM PRODUKCJA – PARKHURST – KINOROB - JONES BOY FILM - KRAKOW FESTIVAL OFFICE - STUDIO PRODUKCYJNE ORKA - KINO ŚWIAT - SILESIA FILM INSTITUTE IN KATOWICE