ひろさん

赤い闇 スターリンの冷たい大地でのひろさんのレビュー・感想・評価

3.9
命の危険を犯しても真実を知るために取材を続ける記者ガレス·ジョーンズと、ピューリッツァー賞を受賞しながらもソ連の宣伝記事しか書かない記者ウォルター·デュランディの対比が面白い。
記者なら誰もが権力者の裏に秘められた真実を追い求めるのではなく、権力者に尻尾を振っていい目を見ようとする者もいる。これは、映画の舞台の90年前も現代も変わらない。
しかし、権力者が自分に都合が悪い記事をフェイク·ニュースだと主張しても、事実は一つだけである。
ひろさん

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