こもり

赤い闇 スターリンの冷たい大地でのこもりのレビュー・感想・評価

3.4
イギリス人記者ガレス・ジョーンズ(ジェームズ・ノートン)が世界恐慌後 ソ連経済だけが好調な理由を知るために現地に赴き、想像を絶するような真実を知る伝記ドラマinイギリス→ソ連・モスクワ→ウクライナ→.. 実話系❄️
・ジョージオーウェルの『動物農場』(動物たちが人間の農場主へ革命を起こすも人間の指導者に苛烈に支配される模様を描いた、独裁政治や全体主義を風刺した小説)をふわっとでも知っておいてから観た方がよさそう(主人公の奮闘と『動物農場』の執筆が時折絡められるので)
・フリーランスで政治的しがらみのない記者と ほぼほぼ外交官と言ってもいいような政治的な仕事をしている記者では目的も立ち振る舞いも違ってま〜〜〜色々たいへんそう
・ウクライナの歌うま子どもたちの合唱(飢えと寒さが家の中を満たしてる食べるものはなく寝る場所はない私たちの隣人はもう正気を失ってしまったそしてついに自分の子供を食べた)が耳に残る
映像綺麗 豚猫鳩馬狼 🥃 紅茶 オレンジ パン 樹皮 お兄ちゃん オレンジに群がる人、迷わずコートとパンを交換する人 首相や閣僚を歴任したイギリスの政治家ロイド・ジョージの元外交顧問 ホテルメトロポール エドガーアランポー『赤死病の仮面』 口琴 スターリンの平等主義は搾取と同じ構造を持つがよりたちが悪い 人工的大飢饉ホロドモール 米ソの関係調整をするニュヨークタイムズ紙の記者 セントドーナッツ城 記事「ウクライナに広がる死」 アヘン注射