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The Ground beneath My Feet(英題)の映画情報・感想・評価・動画配信
The Ground beneath My Feet(英題)を配信している動画配信サービス
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動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
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目次
The Ground beneath My Feet(英題)が配信されているサービス一覧
The Ground beneath My Feet(英題)が配信されていないサービス一覧
The Ground beneath My Feet(英題)の評価・感想・レビュー
The Ground beneath My Feet(英題)が配信されているサービス一覧
『The Ground beneath My Feet(英題)』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
The Ground beneath My Feet(英題)が配信されていないサービス一覧
『The Ground beneath My Feet(英題)』に投稿された感想・評価
KnightsofOdessaの感想・評価
2019/11/15 22:26
3.0
[さようなら、トニ・エルドマン] 60点
早朝から誰もいない公園を走り、仕事で世界中を飛び回り、華やかなホテルでクライアントと食事をし、空き時間にはジムで汗を流す。自宅は服の保管場所とたまに寝に帰るというだけだ。自分を押し殺して働き続ける女性や家族について再考を促すというテーマ性からもマーレン・アデ『ありがとう、トニ・エルドマン』と比較される本作品は、ジョアンナ・ホッグ『The Souvenir』やピーター・ストリックランド『In Fabric』と並んで今年最も批評家と観客の評価が解離している作品の一つと言えるだろう。しかも奇妙な偶然からか、監督マリー・クロイツァーとマーレン・アデは同い年であり、共にキャリアは浅めながら三大映画祭に発掘されて激賞されたという点まで似ている。
そんな彼女が唯一の"汚点"として捉えているのが精神障害を抱える姉コニーの存在だ。ローラはコニーの存在すら周りの人間には言っていない。物語は一緒に暮らしていた彼女が自殺未遂で病院に担ぎ込まれる場面から始まり、姉を精神病院に押し込んで再び仕事浸りの生活に戻ったローラがコニーの影に怯える姿を追い続ける。コニーは入院しているのに、どんな時間でもどこにいても"お前を見ている"という電話が掛かってくる。どちらかと言えばサイコスリラー的なそれらの展開は、漫然としてた不安がコニーとして形を得たようにも見える。コニーの存在は社会に見せてはならない"恥部"として秘匿され、同時に乗り越えなければならない壁として鎮座している。奇妙なのは仕事についての描写で、彼女は自分を押し殺して仕事をしていることに気付いた上で、現実世界から逃げるためにオーバーワークを重ねているようにも見えることだろうか。コニーを見下しながらも"守っている"という状態だけが辛うじてローラを支えている。
もっと興味深いのはより秘匿すべき上司との恋愛関係が同性愛関係になっていることだろうか。ありがちな"同性愛=バレてはいけない関係"という方程式の上に上司との恋愛関係を塗り直すことで、"上司でなかったら秘匿する必要はない"という裏返したメッセージにすら感じる。しかし、この合理的だがローラを一番に思っている上司の突発的な行動が、彼女を更に苦しめる。
寓話的で、主人公の苦しみは更に増えてはいるものの、それでもやはり『ありがとう、トニ・エルドマン』が脳裏にチラついてしまう。ラストに転職という"お望みの展開"を用意していない本作品のほうがよりリアリティに溢れているのかもしれないが、全体的な描写は現実的というよりぶっきらぼうで、尻切れトンボになっている感じは否めない。これでは劣化版と言われても仕方ないんじゃないか。ただ、自分も働き始めたら彼女を理解できるかもしれないとは考える。要再見。
#2019ofOdessa
#劇場鑑賞2019ofOdessa
#Berlin2019ofOdessa
#EEMofOdessa
#BerlinofOdessa
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みむさんの感想・評価
2023/04/06 22:23
3.5
マリー・クロイツァー監督はこの映画のあとヴィッキー・クリープス主演「Corsage」を撮ってた。
ヴァレリー・パフナーが美しかったが悲痛だった。
不完全な姉を持つキャリアウーマンが姉の存在を隠しながら仕事に没頭するが、仕事と私生活のバランスが崩れていく…という話。
「ありがとうトニ・エルドマン」をシリアスに、サイコロジカルドラマにしたような印象。
ローラは仕事仲間には自分は孤児として育ったと言い、姉エリーゼの存在は「恥ずべきもの」として隠す。
姉が自殺未遂を起こしたと連絡が入るが薬の投与ミスだとして精神病院にとどめる。
冷酷すぎるがやはりそこは姉なので、罪悪感を感じ世話をするのだけど。
姉は精神病院で電話を使用禁止されてるはずなのにローラに電話してくる。しかも近くで見ているぞ等と言う。一体どうなってるのか?
お仕事ドラマのほうもキャリアアップ志向でありながら上司と同性密愛、多様性が重んじられるこの時代、同性愛を隠す必要はないのだけど、上司と部下という関係上公にできない関係。マイノリティが窮屈な社会ではないが別の意味で窮屈にならざるを得ない。そのパターンもありそうな話。
仕事にのめりこむと私生活の不充足感で凹んだり疲れたりは多くの人にあるかもしれないが、ローラの場合さらにゴリゴリに仕事に没頭し、姉に対する罪悪感を振り払い、なんとか「しっかりしている自分」を保とうとする。その考えは程度は違えどわからなくもない。
ネガティブ思考に支配される前に負の感情をかき消そうと必死になっているように見えるから。
ローラはそれで今まで邁進してきたんだろう。
そんなローラに、もしも立ち止まらざるを得ない状況が訪れたら…!?
説明を省いた部分もあったが、思わぬ形で暗い影が忍び寄る的な話と思うとベースのストーリーは王道的だがヴァレリー・パフナーの演技もあいまって面白かった。
コメント欄にメモあり👇
#LGBTQIA+関連映画_みむさん
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1
LALAの感想・評価
2020/03/29 06:44
3.5
ORFのアーカイブにたまたま見つけて…。Toni Erdmann観なきゃな。オーストリア映画って日本にいると全然出会えない。
Siebzehnもアーカイブにあって観たけど、残念ながらFilmarksになかったのでここにメモ。雰囲気好きだった、あの風景も。
先日、初の「オーストリア」のNetflixオリジナルドラマが公開されて(まだ観てないけど)、行け行けオーストリア🇦🇹って気持ち。
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