ペトルーニャに祝福をの蘭豆のレビュー・感想・評価

北マケドニア🇲🇰を舞台にした物語。
この映画を観なければ、どんな国なのか知る機会もなかった東ヨーロッパに位置する共和国。

スマホは普及してるけど、生活は豊かではない。仕事は少ない、女性差別、宗教的な偏見…。閉塞感のある日常に投げられた「小さな波紋」。

小さな個人的な悩みが、やがて宗教問題、男女差別といった大きな論争に発展する。…。
この映画はペトルーニャのキャラクターがいい。美人でも若くもなく、粗野で、自己中心的で、頑固。そんな彼女だから出来た変革の芽。シンプルでわかりやすいストーリーに好感。