凄い設定！ビートルズがいなかった世界。色んな？は出てくるけど、そんな細かい事は気にならない。鑑賞する前は、勝手にビートルズの若き頃で、ビートルズのヒストリーだと思っていた。すみません。
一人の冴えない男性。でも歌が歌える。その男性を信じて、ずっとそばにいる女性。そんな時に、ビートルズがいなかった世界になり、彼はビートルズの曲で売れるのだが。
彼の罪悪感、よく分かる気がする。嘘はやっぱり何はともあれ、他人よりも自分に返ってくる。最後は納得のいく終わり方。
この作品の何がそんなに良かったかというと、ジョン・レノンが生きている、という設定。わたしはビートルズ世代ではない(一代くらい下かな)、けど、何故か英語の教師はみんなビートルズ好きで、よく授業で訳や、曲を聴かされた、という経緯があって。いや、マジで中高の英語の先生、全員だった。それを思い出したし、確かに彼はビートルズだったからこそ、亡くなった訳で。全てはこの為だったのか？と思うくらい。色んな疑問はあるけど、とにかく吹っ飛んだ。エド・シーランもだから出演したんじゃないかと。でもヘイ・ジュードは変えたかったのかな？
笑いあり、恋愛あり、夢がある作品だった。
