このレビューはネタバレを含みます
名曲はいつの世でも名曲なのか?
発表される時代背景やプロモーションの在り方によって受け止められ方は変わってくるんじゃないだろうか。
過去の名曲を現代に聴いても名曲なのは、その時代背景を知っているからというのもあるののではないか。
現代になんの脈絡もなく50年前の音楽を持ってきて大ヒットを飛ばすことができるのだろうか。
これらの疑問に対してこの映画の答えはYesなんだろう。
もしもこの世からビートルが消えたなら、
自分がビートルズになって成功しちゃおう!
しかし根がイイヤツなので嘘と成功の代償に苦しむ主人公のジャック。
正直に生きる。
愛する人に愛を伝える。
シンプルだけどなかなかできないよねー。
ジャック以外にもビートルズを覚えてる人の反応が、「ビートルズを盗むなんて許せない!ゆすってやる!」じゃなくて「ビートルズをこの世に取り戻してくれてありがとう」ってところに彼らの音楽に対する愛の大きさを感じる。